利用料金の詳細

ケアハウス利用料金の比較的詳しい説明

ケアハウス入居を考えたとき、大きな問題のひとつは利用料金かも知れません。ここではケアハウスの利用料金を、(1)月々施設に支払う料金、(2)その他の固定経費、(3)入居時に必要な費用、の3つに分けて、少し詳しく説明します。

簡単でいいから手取り早く知りたい、という方は「ケアハウスではいくらかかるか」のページをご覧ください。

(1)月々施設に支払う料金

ケアハウス利用料金=管理費+生活費+事務費

ケアハウスの毎月の利用料金は、上記のとおり3つの費用の合計です。それぞれの費用について説明します。

なお、お支払いは原則として、ご本人またはご家族名義の銀行口座から引き落としとなっております。毎月初旬に当月の請求書をお渡しし、当月の15日に引落しとなります。

事務費一覧表
階層対象収入事務費
〜150万円以下10,100円
〜160万円以下13,100円
〜170万円以下16,200円
〜180万円以下19,200円
〜190万円以下22,200円
〜200万円以下25,300円
〜210万円以下30,300円
〜220万円以下35,400円
〜230万円以下40,400円
10〜240万円以下45,500円
11〜250万円以下50,600円
12〜260万円以下57,700円
13〜270万円以下64,800円
14〜280万円以下71,900円
15〜290万円以下78,900円
16〜300万円以下86,000円
17 300万円超87,500円

その1 管理費 2万円

一般集合住宅の「家賃」に相当するのがこの管理費です。金額は2万円。この額は入居者全員一律で将来も変わりません。

その2 生活費 44,700円

毎日3食、きちんと提供するための主に食費実費を「生活費」と呼んでいます。この用語は、普通に言うところの生活費(生活してゆくために必要な費用。生計費。)より狭い意味で使っています。

額は公的にきめられているもので、物価の変動があれば改定されることになっています。あすなろ(広島県丙地区)の場合、開業したH14に42,970円でした。その後何度かの改定を経てH27年4月に44,700に改定され、現在に至っています。金額は入居者全員一律です。

なお、食事については外出・外泊とか病院受診などで不要の場合があると思われます。そういう時には食事を提供しない(欠食)こともできます。その場合、欠食数に応じて翌月、食事代相当額を払戻しいたします。

その3 事務費
   1万100円〜8万7千500円

施設を運営するための人件費に相当する費用です。この事務費だけは一律ではなく、入居者各人の収入に応じて異なります。1年間の収入から必要経費(税金、医療費、保険料など)を差し引いた額(対象収入と呼ぶ)に応じて、負担額が決められます。あすなろの場合、最も少ない1万100円から最も負担額の多い8万7千500円まで、17の階層があります。詳しくは右の「事務費一覧表」でご確認ください。

なおこの階層は、毎年調査し更新されます。入院して多額の医療費負担があった年などは対象収入が下がるので、翌年の事務費の階層は下がることがあります。逆に収入が増えて階層が上がることも、間々あります。

生計費モデル(最も低料金の場合)
管理費20,000円

対象収入が150万円未満の方が入居なさった場合

生活費44,700円
事務費10,100円
水道光熱費10,000円

電気・水道とも平均的な使用量として算出

合 計84,800円

(2)その他の固定経費

上記の3つの費用以外で必要な生活費は、各人の居室の電気代、水道代です。電気代は主にはエアコンの使用時間によって大きく異なりますが、少ない人(季節)で月額3千円程度。多い人(季節)で8千円程度です。電気代と言っても29.6uの居室ですから、一戸建てのような電気代にはなりません。水道代はこれも、部屋の風呂をよく使うか、部屋で洗濯するか、によって異なりますが、少ない人で月千円程度。多い人でも3千円程度です。

(3)入居時に必要な費用

ケアハウスは入居施設です。ですから例えば病院のように、パジャマと洗面道具さえあれば今日からすぐに寝泊まりOK!、という訳にはいきません。入居する時にいくらかの準備と、いくらかの費用がかかります。

入居一時金 150万円

入居時に、少し多めの金額を施設にお預けいただくようになります。これを入居一時金、あるいは「入居時一括払管理費」と呼んでいます。入居の時にお預かりするので「権利金とか敷金のようのものですか?」と聞かれることがありますが、答えはノーです。入居一時金はあくまで管理費の一部です。

管理費とは一般の賃貸住宅の家賃に相当するものですが、この管理費をあすなろのでは月々お支払いいただく「月払い管理費」と、入居時にお預かりして月々償却(減額)していく「入居時一括払管理費」に分けていただいているのです。言い方を変えれば、あすなろの家賃(に相当する「管理費」)は26,250円なのですが、その内2万円を月々いただき、6,250円は入居時にお預かりした一時金から毎月差引させていただき、残った一時金を退去時にお返しする、と言ってもいいかと思います。その、最初にまとめてお預かりする管理費が150万円なのです。このお金は免除、あるいは分割払いはできません。

あすなろの入居一時金は”20年償還”、つまり20年かけて月々償却されることになっています。20年は月に直すと240ヶ月ですが、

150万円÷240ヶ月=6,250円

毎月6,250円ずつ減っていき、入居して20年で無くなります。20年を待たずに途中で退去なさる場合、居住した月数分の償却金額を差引いて、残金をお返しします。

例えば入居して3年6ヶ月で退去なさるような場合、お預かりした入居一時金の返還額は次のような計算になります。

【例】150万円−6,250×42ヶ月=1,237,500円

入居時の、その他経費

あすなろの個室の広さは29.6u。充分な広さと設備(バス、トイレ、エアコン、電気温水器、電灯、などなど)を備えてはいますが、ベッド、布団、カーテン、カーペットなどはありません。つまり、利用者様と入居契約を交わし部屋の鍵をお渡しした時、部屋はカラッポに近い状態なのです。最低限でも、ご自分の布団を持ち込みいただかなければ、寝泊まりできません。それからせめて、カーテンがなければ朝早くから日が射して目が覚めるかも知れません。

要するに、ワンルームマンションを借りて住む場面を想像していただき、その時に必要なものを用意していただかなければなりません。布団、カーテンの他に例えばベッド、ちゃぶ台、整理ダンス、テレビ、程度は必要かと思われます。ただし、もちろんのことながらこれらの家具は、新品である必要はありません。現在のお住いでお使いの家具をお運びいただけば、それで結構です。